天眞堂氣功鍼灸院 | 日記 | 高血圧について２

　さて血圧のことについてですが、血圧は高いと脳出血を起こすということで、血圧は低ければ低い方がよいと言われています。それで高血圧の基準がどんどん下がって、現在では140mmHg以上：90mmHg以上とされています。糖尿病などメタボを合併している人では130mmHg以上が高血圧になります。
　でも、これは、あくまで目安です。その人その人で正常な数値は違うので、ご自分にあった血圧があるのです。それがもしかしたら、145mmHgかもしれないですが、それが、その人にとって最適な血圧であれば下げる必要はありません。
　でも、どれが自分にとって最適化わからないので、とにかく下げようということになってしまいます。
　その結果、現在では脳出血は昔に比べて減りましたが、脳梗塞は非常に多くなっています。これは血圧を下げた結果、血流が弱くなり、今度は詰まりやすくなったということです。
　鍼灸＆気功治療を行うと、その人の最適な血圧になっていきます。「治療受けても140mmHgから下がらないので、治療が効かない。」ということがあったとしたら、実は、それが効かないのではなく、その人の最適な血圧に治まっているということなのです。