天眞堂氣功鍼灸院 の日記
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食と健康2
2014.05.10
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カゼをはじめ、病気になると、「栄養を摂って病気に打ち勝たなければいけない!」というように思っている人は少なくないようです。でも、それが逆効果ということも少なくないのです。
病気になると食欲がなくなるのは、それは病気の症状じゃなくて、身体の治癒(ちゆ)反応だと思います。食べないようにして胃腸を働かせないことで、その分のエネルギーを病気に対する抵抗力に回すことができるのです。
方法としては、全く食べない(断食)、に食に減らす、一食に減らすというようにできそうな範囲でやっていただければよいのかなと思います。断食中は入浴は控えた方がよいですが、どうしてもという場合はシャワーだけにしてください。
そして、一日とか二日とか食べなかったら、早く回復したということにもなるかと思いますが、だからと言って、いきなり肉やタマゴや揚げ物などを食べるのは危険です。
病気がよくなっても急に食べないで、最初はお粥(かゆ)から徐々に慣らして元の食事に戻していってください。