天眞堂氣功鍼灸院 の日記
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生玄米食の勧め
2014.07.27
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普通、玄米ご飯というと、玄米を水と火で炊いたごはんのことですね。しかしながら、火で炊いた玄米にはα(アルファ)デンプンが含まれ、これは消化酵素により分解されブドウ糖となって吸収されます。ブドウ糖を唯一のエネルギー源としているガンには最適とは言えません。
ところが、玄米を炊かないで生のままで食べた場合、その生玄米に含まれているβ(ベータ)デンプンは消化酵素では消化されず、そのまま大腸に運ばれ、腸内細菌によって発酵して短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)となります。この短鎖脂肪酸がブドウ糖に代わるエネルギー源として利用されるので、ブドウ糖エネルギーよりも効率がよいのです。
「えっ?生で玄米を食べる?!」って思われたことでしょう。4時間ほど、ぬるま湯に玄米をつけておくだけですが、その玄米を生のままでいただきます。よく噛んで食べると、これが意外と美味しいのです。そして、少しの量で満腹感がきます。
ガンじゃなくても、やってみられる価値はありますよ。お肌もきれいになりますよ。