天眞堂氣功鍼灸院 の日記
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つわり
2014.08.10
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妊娠初期の症状として“つわり”があります。
これは現代の医学ではよくわかってないようですが、私的には胎児の免疫反応のひとつだと理解しています。
胎児は活性酸素による酸化ストレスに非常に弱い。酸化ストレスは母体の食事によって吸収されたブドウ糖や脂肪、タンパク質が酸化して引き起こされることが多いわけです。
その酸化ストレスから身体を防御するために、“つわり”を起こして母体が食べられないようにしてのです。
ということは無理して食べなくてよいのです。
簡単なことですね!
でも簡単じゃないですね…。
というのも、食べないと栄養が足りなくなるとか、食べないと胎児が育たないんじゃないかと…そういう脅迫観念が襲ってくる人もいらっしゃるのです。
まずは正しい理解が必要です。朝昼夜と時間がきたら食べるというのでなく、お腹がすいたら食べるというように身体感覚に尋ねます。できるだけ消化器に負担をかけないように、少食を心がけます。
そして良く噛んで食べると、少ない量でも満腹感がでます。噛むことを咀嚼(そしゃく)と言います。
それと、つわりの時は自然とあっさりしたものになりますが、野菜中心が一番です。つまり菜食ですね。 ですので、つわりの時は、少食、咀嚼、菜食の三つのSを基本にされるとよいですね。
そのうえで、鍼灸&気功治療を受けられると最高です!
つわりは必要な身体のサインですから、それを止めるというのでなく、その苦痛を和らげるという感じになります。
たいして食べてなくても、安定期入るまでは胎児の発育には問題ないですから安心してください。むしろ栄養過多になる方が胎児に悪影響が出てきます。