天眞堂氣功鍼灸院 の日記
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オートファジー②
2014.08.18
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オートファジーは自食作用とも呼ばれるもので、生体における細胞内タンパク質分解システムです。つまり、一度出来上がった身体構造は、それで終わりというのでなく、このオートファジーによって常に分解され、改めて再合成されているのです。
このことによって、神経の変性を抑制したり、ガン細胞が出現しても、それを分解して正常細胞に作り替えたり…というように細胞内浄化が行われているわけです。
ところが、このシステムは食事によってアミノ酸が多く入ってくる状況やインスリン分泌によって抑制されることが知られています。
アミノ酸はタンパク質が分解されたものですから肉食だとオートファージが働きにくいですね。
それから、インスリンが分泌されるのは炭水化物・糖質ですので、これも糖質過剰摂取ではオートファジーが働きにくいことになります。
やはり、肉類、糖質を摂取しない日も作らないと…ということですね!