天眞堂氣功鍼灸院 の日記
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呼吸と食事
2014.08.27
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息が深く吸えないという人がいます。息が詰まるとか、胸が苦しいとかという自覚症状がある場合もありますが、逆に全く呼吸は気になっていないという自覚症状のない人もいます。でも私が診ると呼吸が浅くて苦しそうです。
呼吸は東洋医学では“氣”と深い関係にあります。
ですので、治療によって氣が十分に補充されると、呼吸は深くなり、気持ちもゆったり落ち着きます。
呼吸が浅いことに自覚がなかった人も、治療後に呼吸が深くなったことによって、初めて自分の呼吸が浅かったことに気づきます。
呼吸が深くできない人というのは、基本的に“食べ過ぎ”です。人より多いということではなく、その人個人こじんで消化吸収能力が違いますが、それを超えた場合に食べ過ぎということです。
少食にしていくと、呼吸が深く、そして楽に吸うことができることに気づきます。