天眞堂氣功鍼灸院 の日記
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温めるべきか冷やすべきか?
2014.09.04
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一般的には、身体を“温める”ことは免疫力を高めることなので、冷やしてはいけないと言われています。それで、一生懸命温めている人が患者さんにも少なくありません。
しかし、本当は逆です。と言うと、「えっ?冷やすんですか?」と驚かれるかもしれません!
でも、実際に体験してみればわかります。お風呂でしっかりと温まると、お風呂を出た後は湯冷めします。ですから、湯冷めしないように厚木することになります。そして、冷えに弱くなり、冷え性は一向に改善しないのです。
ところが、お風呂上りに、水シャワーを浴びて冷やしてから出ると、その後は身体は温かいのです。そして、冷えに強くなります。寒くなってきても、薄着でいられるのです。
ところが、いくらお風呂で温まった後とは言え、水シャワーを浴びるとなると、冷たくてできないと思う人がほとんどです。ですから、結局のところ、体験もないまま、そこから前には進みません。
もし水シャワーを行うなら今が良いのです。もっと寒くなってからでは、とてもできません。今からやっていると、真冬でもできます。
身体に痛みのある人は、その箇所をお湯シャワーで温めて、それから水シャワーで冷やして、またお湯シャワーで温めて、またまた水シャワーで冷やして…というように何回か繰り返すと痛みは楽になります。
それを温めた方がいいですか?それとも冷やした方がいいですか?と聞かれますが、どちらも×です。
温冷交替方と言って、両方行います。そして最後は冷やして終わります。筋肉痛にも効果的です。