天眞堂氣功鍼灸院 の日記
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認知症③
2014.09.13
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レビー小体型認知症はパーキンソン病と同じような前傾姿勢(少し前かがみの姿勢)や歩行障害(小刻みに歩く)、そして筋肉が硬くなり震えるといった症状がみられます。そのためパーキンソン病と間違えられたりするようです。
この認知症はパーキンソン病と兄弟のような病気で、レビー小体が脳幹部に存在すればパーキンソン病で、大脳の広い範囲に存在すればレビー小体型認知症となります。
パーキンソン病では認知症にはならないので、パーキンソン病のようで認知症の症状がみられたら、この型を考えます。
また表情も乏しく気分も落ち込んで暗いので、精神科を受信すれば、うつ病にされる人もあるようです。さらに幻視と言って、そこに子どもがいないのに子どもが見えてお菓子を用意したり、ヘビがいると言って騒いだりします。そうなると精神科では統合失調症と診断されるかもしれません。
いずれにしても精神科で出された薬を飲むことで、さらに悪化してしまいます。前回書いたように、この型の認知症は薬剤過敏性があるので、薬によって悪化の一途をたどってしまうのです。
まさにクスリは反対から読めばリスクですね。