天眞堂氣功鍼灸院 の日記
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氣・血・水④
2014.09.24
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なぜ於血〈おけつ〉だとヘルペスウイルスが出てきて神経痛を現すのでしょうか?
於血は病理的には活性酸素によって酸化された赤血球です。これは当然、酸素を運搬することはできません。それどころか、免疫細胞の働きを抑えてしまうのです。
そのため、眠っていたヘルペスウイルスが目覚め、働きが活発になって神経痛となります。
酸化された赤血球は顕微鏡で観察すると形も歪(いびつ)で色も黒いです。そして、これが手指の末端の毛細血管で詰まって滞ってしまうのです。
そこで、東洋医学では手指の爪の生え際のところから鍼を刺して血を取る治療法があります。これを刺絡(しらく)治療と言います。もちろん、ほとんど痛くありません。
当院でも必要な場合は行っております。