天眞堂氣功鍼灸院 | 日記 | またまた認知症について

　高齢で食べ物がうまく飲み込めないので、食べる量が減って痩（や）せてきたという場合、まず最初にガンを疑うと思います。
　食道ガンか胃ガンか…。
　それで病院で検査を受けるも、胃や食道など、想定の範囲では異常がなかったという時、「それは齢のせいですよ。」などと言われたりします。
　でも、それは齢のせいじゃなく、認知症が疑われます。
　その段階で治療できればよいですが、たいてい認知症だとは思いもしないで過ごしていくことになるわけです。
　また買い物に行って、いつも同じ物ばかり買ってくるなんてのも、気を付けたい兆候ですね。冷蔵庫の中を見ないで買い物に行ったんじゃないかって思うかもしれないですが、本人は冷蔵庫の中をしっかり見てから買い物に行っています。
　で、普通は足りない物を買ってくるわけですが、認知症だと冷蔵庫にある物を買ってくるのです。
　こういったことに気づくと早く治療できるわけですが…。
　でも、普通は自分は認知症になるかもしれないと思いますが、認知症の人は自分は認知症にはならないって思ってますから治療が遅れ、かなり進行してから家族が慌てることになるんですね。
　血圧を下げる薬、コレステロールを下げる薬、精神安定剤、睡眠薬、胃腸の薬なんてのを常用している人で、甘い物大好きな人、運動が嫌いな人は認知症になりやすいですから、要注意ですよ。