天眞堂氣功鍼灸院 | 日記 | 慢性の呼吸器や耳鼻科の病気

　最近の研究では、慢性の呼吸器疾患（ぜんそく、慢性気管支炎など）、耳鼻科疾患（副鼻腔炎や慢性中耳炎など）の病気の原因がわかってきたそうです。
　それは胃の入り口のところ、噴門（ふんもん）と言いますが、食べ物が入った時に食道に逆流しないように閉じる働きがあるのですが、これが弱いのだそうです。
　確かに、慢性の呼吸器士官や耳鼻科疾患を抱えている人では胃の働きが悪い人が少なくないですね。
　ですから、肺や鼻や耳など症状の現れているところを治療していても、なかなか良くはないわけで、胃を治療しなくてはいけません。
　それは映画のフィルムに問題があるのに、それを映し出したスクリーンを取り換えても映像がクリアにならないのと同じです。
　原因を治療して初めて解決ということになるわけです。
　当院ではそのあたりを踏まえて治療しますが、患者さん自身に気を付けていただきたいことは、食事のさい、とにかくよく噛んで食べることを心がけていただきたいですね。
　そういう病気の人に限って早食いの大食いですから、胃の負担が大きくなります。胃に優しくしてあげてください。